未だ私の中に存在する彼女。

劇団豆大福「kiss your funny bone.」無事終演致しました。

座長の高見氏をはじめとした関係者の方々、観に来て下さった方々、遠くから応援して下さった方、そして家をほったらかしにする私に我慢してくれた父上母上には、本当に感謝の気持ちが絶えません。

10年間も自分の気持ちに嘘をついてきてそれに気づこうともしなかった空っぽの27歳鈴木悠里が、社会復帰した今でも私の中に生き続けています。

というより、高見氏の描いた悠里が元々の私に良く似ていて、私も自分の弱さや辛かった事を思い出しながら演じさせて頂いたので、役としての彼女を受け入れるのは私自身のダメさ加減を観客全員に晒すという羞恥プレイでもあった(個人的にMっ気の方が強いからむしろ良い)。

だからこそ彼女は私の中に素直に溶け込みやすかったんだと思う。

芝居全体については多少分かりにくい部分もあり、未熟に感じられた部分があったかとは思いますが、それでも私は今回鈴木悠里という役で出演させてもらえて本当に嬉しかった。

高見氏からは、高見氏の思う「良さ」を教えてもらって、それが自分が思いつきもしなかったものだったので、非常に勉強になった。

客演のお姉様お兄様達には見習うべき点がたくさんあって、今後また客演で参加させてもらう機会があった時のための財産ができました。

最近はすっかりミステリアスな役柄で誉めて頂ける機会が増えましたが、今度出るお芝居はそろそろコメディ系で痛い系の役やりたいな(笑)

何れにせよ来年ですね、とりあえずしばらくは12月の発表会のために遅れを取り戻します☆彡