読み耽る日々。

気のせいでしょうか、最近Corichで注目しがちな公演が古典や純文学(安部公房太宰治は該当するか?)の作品を基に演出されたものが多い気がします、どとっちです。

「相手の言ってることを理解するのが面倒くさいから」という理由で国語の勉強を避け数学に逃げていた時期があります。

なんでこんな過去を持った人間が演劇に関わり続けたいと未だ思ってるんだろう。

まぁ、その反動で今古典に興味があるのだろうなと認識しています。

とは言っても電車の中での暇つぶしは専らライトノベルor知り合いKさんによる小説。

Kさんの作品は高校から読み続けてますが、最近読ませてもらっている話は明らかにその頃より面白くて読みやすくなったと思う。

こなれてきてるっていうのは当然なのかもしれないけど、冷静に考えてみるとKさんのでこぼこに尖っていた部分の表現が少し力が抜けて、つぼ押し器具的な感じで丁度良くなったんじゃないかな〜と勝手に思っている。

余計な解釈だったらすまん、Kさん。


でもってライトノベルの方、子供っぽいと考える方も多いでしょうが。。

選択さえ間違えなければ爽快です、高校の時から経験済み。
また、ストレスたまって頭がかんかんしてる時ほど正統派文学より手軽にスッキリできます。社会人一年目の時はまだドストエフスキー読めてたのに…

ブギー○ップやキ○の旅以来個人的ヒットした涼宮ハル○も制覇しつつ、また何か掘り当てたいなあと思ってたら、根暗女どとっちにピッタリ(?)なもの見つけました。

MF文庫「僕は友達が少ない
著者:平坂読  イラストレーター:ブリキ
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/rinjinbu/subtop.html

残念な美少女達の青春系ラブコメディ…だそうな。
挿絵だけ見たら「あぁ〜ただのエロ漫画で失敗だったかなぁ?」と思いましたが…、


うん、割と親近感の持てる発言続出で登場人物達を見守りたい気持ちが湧いてきました。

私が彼女等と同い年の時代、ここまで残念でなかったことを祈ります。


電車の中で読んでて結局噴き出す笑いを堪え切れず、斜め前のカッコいいお兄さんから変な眼で見られていた事に気づいても特に傷付いた覚えのない重症的変態女どとっちでした。