何処でも同じことを思ってしまう。

ある程度覚悟はしていたけれど。

意見がきつい人は本当に苦手だ。

良薬口に何とかっていう言葉くらい知っているから頭ではちゃんと受け容れなきゃって
思うけど、どうしてもイライラが態度に出てしまう。

今受け持っている役は色んな作業をこなして色んな展開に振り回されつつ、我慢しながらイライラや怒りを顔に出さない役割を果たす必要があるのですが、芝居中でない打合せや確認等で個人的な気遣いや気配りが無駄とか無意味ってニュアンスの言い方をされるとどうしても顔に出てしまう。

多分普段の生活で出来てないって事は芝居の中でもきっとまだ出来ていないんだと思う。

きっと本人は私を傷つけるつもりで言ってるのではないだろうし、その思考回路や言い方が彼らにとっての当たり前だし最善なのだろうけども。
むしろ傷つけないためのオブラート要素そのものが彼らにとっての無意味なのだろうし。

だったら自分で全部やってみれば?って思ってしまう。


でも昨日見た夢の中で、何者かの声がして、「その人達は貴女の役作りのためにわざと酷い言い方をしているのだよ」って言われた気がしてはっと目が覚めて、ものすごく涙が止まらなかった。

恐らくあの声は、共演しているあの優しい俳優さんの声だったように聴こえた。

いや、多分、絶対彼らは私に対してそこまで考えてくれてる筈はないと思う、凄い態度悪いから絶対嫌われてるし。

でも公演が終わるまではとりあえずそう考えておこうと、気持ちを入れ替えようと思いました。

また結局ぐずぐずするのだろうけど。

幸いにも私のイライラに気づいてフォローして下さろうとしてる方もいらっしゃるから、せめてその人達だけにはこれ以上心配させないようにしたい。


そういえば手伝いの一環で、ミシンを久々に稼働させました。
舞台美術で使用する布を整えるのですが、縫っている間は嫌な事も忘れられて無心でいられたから幸せだった〜。

態度を良くできないのは、もしかしたら一生治らない病気なのかもしれないと怖くなっている。

なんか胡散臭いセミナーでも通わなきゃダメかなぁ。

とりあえず練習するけどさ。