演出助手のお仕事。

ちょっと肩こりが酷いです、とどっちです。

実は今度の芝居の役作りも兼ねて、演出さんのお手伝い的な事も担当させてもらっています。

手伝いといっても稽古スケジュールの調整やプロンプくらいだし、それ自体もミスが多いのが実情ですが。。

決して有能ではないのですが、「自分は有能だ」と思い込んで動く事も有能である事の条件だと考えますので、しばらく偉そうに義務感に満ちたオーラを放てる様努力したいと思います。

不器用な私に対してこの現場の演出さんは、求めている演技を形で要求しないからとても有難い。

それはそれで難しいのだけど、形でない演出は何故かいつも愛情を感じる。


こんな事を言うのはとてもビッグマウスだと思うけれど、私の中には「絶対この芝居(又は役)を演りたい!」というのは多分無い。
どんな芝居でも演出が誰でもどこで上演しても、好き勝手にやらないで他人の要望や言う事を取り入れた上で自分が生み出した不二の演技をする事で、ようやく表面上だけでない人との繋がりを感じられる現象が好きなんだって思っている。

今度の芝居でもようやくそれが見つけられ始めている。
まだまだ絞り出したい、そして冷静に熱く生きたい。。。
以下、また宣伝です(*^。^*)


新宿サニーサイドシアター『作者を探す六人の登場人物』

作・ルイージピランデッロ

訳・白澤 定雄

潤色・勝嶋 啓太

演出・中野 志朗(文学座)

「あの… 私たちは登場人物です。作者を探しております」

ある劇団が稽古をしている最中、6人の奇妙な人物たちが訪ねてくる。

「父親」「母親」「父違いの娘」「息子」、そして男女2人の子ども。

彼らは作者に拒絶され、見捨てられた登場人物たちなのだと名乗る。

彼らは、自分たちのドラマを完成させてくれる作家を探しているという。

劇団員たちは、はじめは取り合おうとしないが、

やがて彼らの語るドラマに魅せられてゆく―――。

イタリアのノーベル賞受賞作家であるルイジ・ピランデッロ(1867〜1936)

によって1921年に書かれた、今なお挑発的あり続ける実験的作品。

出演

高瀬 哲朗
得丸 伸二
高塚 慎太郎
金松 彩夏
(以上、文学座)

かわはら ゆな
平川 直大
梅原 晶太
穂積 麟太郎
水上 有佳子
轟 雅子
羽原 寛子
藤田 順子
山崎 愛美


【日時】

2013年10月

・01日(火)19時

・02日(水)14時、19時

・03日(木)14時、19時

・04日(金)14時、19時

・05日(土)14時、19時

・06日(日)14時

(全10回)

【会場】
新宿サニーサイドシアター

【チケット料金】
前売3,000円

当日3,200円

【ご予約】
以下のアドレスから轟 雅子の扱いでご予約いただけます。フォームに必要事項をご記入下さい。

http://481engine.com/rsrv/webform.php?s=n7r15tsn6y05pdce