限りがあるからこそ。

パスタのパエリアを作ってみた。

以前一人暮らしてた時にお米のパエリアは作ったのだが、パスタ版もあるという事で。

個人的なメリットとしては米より芯が残りにくい事と、顔の左側が麻痺して麺類が上手く食べれなくなった母も食べやすい事。

でもサフラン&レモンの香りがなければ「(短い麺の)普通のパスタです」と言って出しても違和感は無い。

あさりの砂抜きを観察するのが久々で楽しかったよー(笑)


母が倒れてから時間的な問題で役者として芝居に参加できない期間が続いてた頃は、何かの歌ではないけれど、これ以上前に進めないんだなと自分で思いこんでいた時があった。
もちろんスタッフの仕事を経験させてもらう意味も非常にあったけど、色々な都合を考えると役者方面で極めていく部分の方が早急に必要であると判断してからもう舞台に立ちたくて立ちたくて仕方がなかった。
 
だから馴染みのある団体さんに役者で出れなかった時は非常に悔しい思いをしたが、私自身も「仕事をしながら役者で参加させてくれる且つ私が面白いと心から思える団体はここしかない」と勝手に制限をかけていただけなのかもしれない。

自分で探して飛び込み続ければ、時間的に扱いにくいとしても私なりの長所を見つけてくれる人達にぽっと出会えるもんなんだね、限界を定めちゃいけないね。

希望した内容で関われずに好きな人達を嫌いになるくらいなら、希望した内容で全然知らない団体に飛び込んで皆と一度距離を置く形を取って、本当に良かったなとつくづく思ってる。
それだけ居心地が良かったということも再認識できたしね。

芝居に関わる日々を再開して、金銭面で協力する代わりに家庭の事情からは幾らか免れるように許してもらい始めたけど、時間が限られた分前より親に優しく接する事が出来るようになった。


いつか母だけでなく父まで倒れるかもしれないその時までに、「絶対芝居辞めないから」って言える人になっていたい。

少なくともあと5年は持ち堪えてほしいけどね。。